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つまらないブロガーが成功しちゃう理由

ブロガーの考察

一応、僕はブロガーの端くれではありますが、今日はちょっと自分なりに考えていたことをまとめる感じで、この記事を書いてみます。

 

ネットでは、ブロガーというのはどちらかというとネガティブなイメージを持つ人がいるかもしれません。その批判でいちばん多いのが、わざと炎上させる記事を書いて、読者を煽り、アクセスを稼ぐといったものです。

 

また、そういった炎上をねらったブログじゃなくても、たいして面白い記事でもないのに、なぜか読者から人気でアクセスを稼ぐブロガーというのも少なからずいます。

 

この記事では、なぜ面白くもない記事を書くブロガーに限って成功しちゃうのか、ブロガーの端くれとしてその理由を考えてみたので、公開してみます。

 

 

つまらないブロガーはつまらないから売れる!

最初に結論を言うと、つまらないブロガーが売れる理由は、そのブロガーがやはりつまらないからです。いきなり、こんなことを言うと戸惑う人もいるかもしれませんが、やはりどう考えても、これが真理なんじゃないかと考えています。

 

つまり、この世の中には「つまらないブロガー」に魅力を感じる人というのは意外とたくさんいるということなのです。

 

例えば、ユーチューバーのヒカキンさんは、彼が有名になってきたころはネットでは批判がたくさんありました。なぜなら、ヒカキンの動画はだれでもできる内容だし、特に面白いわけでもないと思われていたのです。何が面白い・面白くないを決めるのは個人の感性によりますが、やはりヒカキンの動画をつまらないと感じる人はたくさんいたのです。

 

このように、ネットではつまらないはずのものに、魅力を感じる人がたくさんいるのです。

 

つまらないという魅力:サザエさんもつまらない

私たちは、無意識にこんなことを思っているのかもしれません。「面白いものが一番売れる」「おいしいものが一番売れる」「楽しいものが一番売れる」と。しかし、これは現実では起こらないこともたくさんあります。

 

例えば、「おいしいものが一番売れる」なら、ハンバーガーは世界で一番おいしい食べ物のはずですし、「面白いアニメが一番売れる」なら、サザエさんは日本で一番視聴率があるんだから一番面白いアニメです。さらに、ウィンドウズは世界一優れたパソコンだから売れているのです。あれ?

 

 

このように、つまらないはずなのに、なぜかその分野のナンバーワンの地位になっているものさえあるのです。そして、私たちはこのような事実があってもそこまで疑問には感じません。今日もハンバーガー食べながら、サザエさんを見る人だっているかもしれません。なぜ、疑問を感じないのか。それは、そのことに慣れちゃっているからです。

 

しかし、ネットの世界だとこうはいきません。ネットはまだ比較的最近出てきた分野ですので、私たちはつまらないものが売れるということに、違和感を感じだすのです。「なんでこんなつまらないのがネットで受けるのかが分からない」という感情は至極もっともではありますが、やはりその理屈自体に間違いがあったわけです。

 

つまらないブログの魅力とは?

では、つまらないブログには一体どんな魅力があるのでしょうか。色々調べてみると、まず世の中にはラジオを聞きながすような感覚で文章を読むのが好きな人がいるらしいのです。ラジオが趣味の人には、ラジオの内容が面白いから聞くのではなく、作業用のBGMとして聞く人がいますよね。それと同様、ブログをただ何となく読みたい人っているようなんです。だから、つまらない内容のほうがありがたいらしい。

 

正直、この感覚は僕には理解できませんが、つまらないブログはこうして売れるわけです。

 

へー。そうなのか。なるほど。納得。めでたし。

 

と、ここで終わらしたいところなのですが、僕はつまらないブログを支持する人には別のタイプも存在すると考えています。そして、これはやや問題なのではないかとも考えています。

 

私もつまらないブログで成功したい!

それは、自分自身がブロガーであり、しかもその人もつまらないブログを書いている人です。そういう人も、つまらないけど成功しているブロガーが好きです。というより、信者になっています。そういう人は、つまらないけど成功しているブロガーを見ると勇気づけられるのです。

 

この状況がエスカレートすると、「楽してブログで稼ぐ」と題して、つまらないブロガーが有料で情報提供をしだし、やや悪質なビジネスが誕生していくきっかけにもなります。

 

僕は、つまらないものだって売れることを今日は書きましたが、やはりコンテンツの基本は面白いかどうかだと思っています。たまたまつまらないブログが売れたからと言って、別の人が同じように成功するとは限りません。ヒカキンの真似をしても、全く売れなかった底辺ユーチューバーがいましたが、そのブログバージョンもあったわけです。

 

自分が何ができるのか、このネットの世界で何を提供できるのか。やはり、ここから考えてみるべきなんじゃないかなと思いましたね。