モンティホール問題はアメリカで論争になった
皆さんは、モンティホール問題をご存知ですか? これは、アメリカの番組にあったあるコーナーで、3つのドアから当たりの「車」を選ぶというゲームから始まった論争です。
ゲームは単純です。
3つのドアが用意され、1つはあたりの車。2つは外れのヤギが入っています。
3つのドアのうち、当たりを選ぶ確率は3分の1です。
さて、ここからが大論争の火種となったのですが、あなたはドアを1つだけ選んで、開けないで置いておきます。続いて、司会者が余った残りのドア2つのうち、外れのドアを1つだけ開けます。
今あるのは、あなたが選んだドアともう1つの開けなかったドアです。
あなたは、
「では、最初に選んだドアを開けますか?」
「それとも、もう一つのドアを開けますか?」
と聞かれます。どちらを選ぶ方が当たりやすいと思いますか。
どっちを選んでも3分の1で同じであると誰もが思うでしょう。
女性「それは違います」
しかし、「それは違いまぁ~す」と異を唱えた女性がいたのです。
それは、マリリン・ボス・サバントという女性です。彼女は世界一のIQ保持者としてギネス記録があります。IQは228。
彼女はまるで小保方晴子のごとく突然現れて、「ドアを変えるべきです。当たる確率が2倍になりまぁ~す。」と言ったのです。(小保方風に言い方を変えてます。)
これは全米からバッシングを受けました。
著名な数学者からも批判されたのです。しかし、彼女が小保方と違うところは自分の主張が正しいことを見事に証明したところにあります。
研究所に頼んで、コンピュータでシミュレーションさせた結果、彼女の主張する通りの結果となったのです。
「証明確認! よかった♡」と彼女は言ったとか言わなかったとか。
参考動画
自分でシミュレーションしてみた
しかし、これでも納得できない人もいるんじゃないでしょうか。そこで、シミュレーションができるサイトはないかと検索した結果、モンティホール問題をシミュレーションできるサイトがありましたので紹介します。
モンティホール問題 Simulator - instant tools
では、さっそく遊んでみました。「ドアを変えない」「ドアを変える」をそれぞれ100回分のシミュレーションを2セットしました。
①変えない場合
1回目
2回目
変えない場合は、それぞれ29%、34%の確率で当たりが出ることが分かりました。
③変える場合
1回目
2回目
変えた場合、それぞれ73%、63%の確率であたりが出ました。
結果
このように、彼女の言う通りだったのです。
ちなみに、このサイトでは10000回シミュレーションもできるので、暇つぶしにちょうどいいサイトかもしれません。