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「アップルは昔、洋服ブランドを作ってた」など経済・ビジネスの雑学

 

トヨタはこっそり軽自動車も作っている

皆さん、トヨタ車というとどんなイメージをお持ちでしょうか? ここ最近では、ハイブリッド車として人気のあるプリウスやアクアなどが頭に浮かんでくると思います。また、大きなファミリーカーと言えば、アルファード、ヴェルファイアですよね。

 

ところで、トヨタ車は軽自動車を作っているイメージはないですよね。実際に、トヨタ車の軽自動車を見たことがない人は多いのではないでしょうか?

 

自動車生産、自動車販売に関して圧倒的なシェアを誇るトヨタ自動車。そんな大手企業が軽自動車に参入するわけないと思いきや、こっそりピクシスという軽自動車を生産販売しています。これは、子会社であるダイハツのOEM供給の下で生産販売しています。

 

 

 

ライバル社である日産やホンダが軽自動車での販売数を次々と増やしていき、今では各家庭に必ず一台は軽自動車がある時代になってきたと言えますよね。しかし、そんな中トヨタは実際には大きな広告宣伝をしていません。やはり、トヨタ自動車側からすると子会社であるダイハツに影響が出たらいけないという考えがある様です。

 

ですので、トヨタ自動車はこれからも、あまり大きな広告宣伝は行わずに、販売していくのではないかと思います。

 

トヨタ自動車とダイハツの関係があるため、一般的にトヨタ自動車が軽自動車を生産していることを知らないのは無理もないことでしたね。

 

ただ、街で車を走らせているとトヨタマークの軽自動車が走っていたら、逆に気になりますし、スマホで調べてしまうくらいレアですよね。もしかしたら、そこにも販売の戦略が隠されているのかもしれません。

 

トヨタだけが知っている早く帰れる働き方

トヨタだけが知っている早く帰れる働き方

 

 

東京藝術大学出身の平均年収は382万円

意外にも意外なデータが出たのは、東京藝術大学出身の平均年収。この東京藝術大学出身の方々の平均年収の金額を見て皆さんいかがお考えでしょうか?

 

平均年収で382万円というと、ほぼ普通の方々とあまり変わりがない年収なんです。実際に東京藝術大学卒業で、この低い年収なのかと思う方々もいると思います。ちなみに、東京大学出身の方々の平均年収を見てみると729万円とあることから考えると、ものすごい差が出ていることが分かります。また、大学別平均年収を調べてみても25位の首都大学東京出身者の平均年収が512万円ですので、東京藝術大学の平均年収の低さが際立ちますよね。

 

 

 

それでは、なぜ年収が低いのか、その原因を探っていきたいと思います。日本でも入学するのが難しいと言われるトップクラスの東京藝術大学。その平均年収が低いのは、実は、過半数の方々が就職が決まらないからだそうなんです。

 

芸術を極めても、その道一本での芸術であればビジネスにならないといった企業の見解があるのでしょうか? 逆に芸術を磨き上げて、しっかりとビジネスで成功し、多額な年収を稼いでいる方々もいるはずですが、なかなかアートだけでビジネスには辿り着かないのが現実の様です。

 

芸術力で年収を高めるというのは非常にハードだというのが分かります。

 

芸術力を学び、極めてからは、次に身につけた芸術をいかにしてビジネスに展開していくのか。そして、自分をどこまでアピールしこういった芸術力で、こんなことができるということをしっかりと伝えていくことが大事だと思います。

 

あまり肩ぐるしくならずに、もっとこの世に今必要なものを芸術と照らし合わせ、ビジネスとして挑戦していくことで、更なる年収アップに繋がりますね。

 

アップルは洋服ブランドを作ったことがある

アップル社と聞くと、皆さんは何を思い浮かべるでしょうか? やはりリンゴマークのついたiPodやiPhoneを始めとする製品を思い浮かべる方が多いと思います。アップルはアメリカ合衆国に本社を置く、多国籍企業です。ハードウェア製品、ソフトウェア製品、クラウドサービスなどを、販売しています。現在の売り上げの半分以上を携帯端末事業が占めていることからも、iPodやiPhoneが身近であることがわかります。

 

しかし、そんなアップルがアパレル事業を展開していた時代があったんです! それは1980年代。その名も「The Apple Collection」。アップルの製品と言えば、スタイリッシュなデザインが魅力の1つ。その時の流行だけではないデザイン性が多くの人を魅了しているとも言えます。

 

だとすると、当然アパレル商品もデザイン性に期待するところですが、そのアパレル商品のデザインが現在のアップルのイメージとはかけ離れていたんです。スポーティーなシャツに、赤や青などのカラフルな色使いや、シャツの真ん中に大きなアップルのロゴ、そしてそのロゴもまたカラフル。大人用から子供用まで幅広く展開し、傘などの小物類まで販売していたようです。黒のタートルネックでシックにきめていた故スティーブ・ジョブズ氏、シャープなアップル製品からはとても連想出来ないデザインばかりです。

 

 

 

ジョブズの最も近い友人であり、アップルの様々な製品のデザイン責任者を務めたジョナサンは、「デザインとは、物体の前に座った時、デザイナーの “伝えたいこと” がひと目で分かるところまで落とし込まなければなりません。それを作り出すためにどれだけの時間を費やしたか、なぜ作ろうと思ったかなどを瞬時に伝えることが重要なのです。」と言い、また、「80%の仕事はすべて失敗に終わる。大切なのは良くないと感じたら、すぐに作業を辞める勇気を持つ事だ。ジョブズはいつも口癖のように言っていた。”これで十分か?”、”これが正しいことか?” ってね。」

 

アップルのアパレル事業は、このジョブズの問いかけによって、辞めることになったのかもしれないですね。

 

アップルのデザイン

アップルのデザイン

 

 

沖縄ではなぜか2000円札が普及している

あなたは、今2000円札を持っているでしょうか。2000円札とは、現在日本で流通している紙幣の1つです。2000円だからなのか、実は西暦2000年に発行されています。

 

日本銀行は、アメリカやヨーロッパでは20ドル札や20ユーロ札があることから、日本でも2000円札が普及するだろうと予想をし、この紙幣の発行を決めましたが、現実は日本ではほとんど普及しませんでした。やはり、1000円札2枚持つのと2000円札を1枚持つのでは、あまり質的な差が感じられなかったのが、普及しなかった原因ではないかと思います。

 

 

 

ところが、実は沖縄に関しては逆に2000円札が非常に普及しているのです。理由としては、やはり日本の紙幣に初めて沖縄の文化が印刷されたからというのは大きいようです。コンビニのATMでも、当たり前のように2000円札が出てくるのは沖縄だけです。

 

どうも、沖縄県としてもこの2000円札を積極的に使うように働きかけているようで、さりげなく本土にも2000円札を普及させようとしているようです。

 

そもそも、沖縄の文化が印刷された紙幣が生まれた背景には、政府が沖縄を日本領土であるとはっきり示したかった狙いもあったとされています。沖縄は米軍基地がたくさんあるため、中国が独立させようと工作している噂は絶えませんからね。

 

個人的には、2000円札よりも20円硬貨のほうが役に立つんじゃないかなと思います。日本人は現金が大好きですが、小銭をじゃらじゃら持つのは嫌いですからね。例えば、90円のおつりでは、50円玉と10円玉4つですが、これが50円玉と20円玉2つになるのはかなり大きいような気がします。特に、自販機のおつりはたまに大量の10円玉がじゃらじゃら落ちますが、これが20円玉だと少なくて済みそうです。

 

今度は、20円玉を作ってほしいなと思います。

 

ブックオフとハードオフは実は全く別の会社

ブックオフに立ち寄ったことがある日本人は多いのではないでしょうか。ブックオフとは、日本でもっとも有名な古本屋です。昔の古本屋は、本はテープで縛っていて立ち読みができないようにするのが常識でしたが、その常識を破り、立ち読みがいつでもできるようにしたことが有名です。

 

ブックオフに行ったことがある人は、ハードオフあるいはオフハウスという名前も聞いたことがあると思います。こちらは、いわゆるリサイクルショップです。衣服や家電などの中古品を専門に取り扱っています。

 

ブックオフとハードオフは同じ施設にあります。例えば、1階にブックオフ・2階にハードオフがある店舗などはあちこちにありますよね。そして、多くの人はどちらも同じ会社と思いがちですが、実はそうではありません。

 

 

ブックオフは山梨県出身の坂本孝さんが創業しました。しかし、ハードオフは新潟県出身の山本善政さん創業しています。なんと創業者も会社の本社の位置も全く違うのです。では、なぜブックオフとハードオフはデザインや店舗の立地まで似ているのでしょうか?

 

まず、ハードオフの山本善政さんとブックオフの坂本孝さんが仲が良かったため、互いにフランチャイズの契約を結んでいたのです。また、お互いに株式も持ち合っています。

 

さらに、元々ハードオフはブックオフのビジネスモデルを参考にして、生まれた会社なので、ロゴや店内の装飾もブックオフみたいな感じになっているのです。それでも、一応別々の会社なんですね。

 

近所に、ブックオフとハードオフがあるショップがあるのですが、どちらも同じ店内にあり、客は行き来ができるようになっています。しかし、よく見るとレジがブックオフとハードオフで完全に別れています。これもやはり別の会社だからこそ起きる現象なのかもしれませんね。

 

セブン&アイホールディングスは、村上ファンドのせいで誕生した

セブン&アイホールディングスは、日本ではイオンと並び小売業界のトップを競う大手企業の1つです。特に、傘下のセブンイレブンは日本のみならずアジアやアメリカでも成功を収めています。ただ、この大企業は、もともとはイトーヨーカ堂という名前の会社であり、セブンイレブンはイトーヨーカ堂の傘下という形で経営していました。ところが、2005年から突然名前をセブン&アイHDと変えることになったのです。

 

 

 

この突然の変更の原因には、実はあの村上ファンドが絡んでいると言われています。

 

その昔、村上ファンドとホリエモンはフジテレビを買収しようとしたことがありましたが、そもそもなぜ買収しようとしたのでしょうか。フジテレビの親会社には、ニッポン放送という会社があり、その会社はフジテレビよりもはるかに小さな会社でした。

 

これはつまり、もしも、このニッポン放送の買収に成功すれば、同時にフジテレビも手に入るという構造なのです。しかも、ニッポン放送は小さな会社ですから、少ない金額で買収できてさらにフジテレビも手に入ってしまうという非常に美味しい構造だったのです。

 

頭の良い村上ファンドはこれに目を付けて、買収を企みました。

 

さて、実はこのフジテレビの問題はそのまま当時のイトーヨーカ堂にも当てはまりました。イトーヨーカ堂はそこまで大きな会社ではありませんが、その子会社であるセブンイレブンは日本最大のコンビニエンスストアです。つまり、比較的少ない資金で小さな会社のイトーヨーカ堂を買収してしまえば、同時に大きなセブンイレブンを手に入ることができる構造だったのです。

 

そこで、慌てたイトーヨーカ堂が急遽イトーヨーカ堂を親会社にする体制を改めて、持ち株会社であるセブン&アイホールディングスを立ち上げることになりました。

 

村上ファンドの騒動がなければ、セブン&アイホールディングスは生まれていなかったはずですね。

 

日経平均株価の「日経」は「日本の経済」の略ではない

普段は、株や経済に詳しくない人でも、日経平均株価という言葉は聞いたことがあるかもしれません。日経平均株価とは、TOPIXと並び日本では最も有名な株価指数です。海外投資家でも、「NIKKEI」と言えば日経平均株価として普通に通用します。ところが、この日経平均株価の意味を勘違いしている日本人は意外と多いのではないでしょうか。

 

日経平均株価の「日経」は、「日本経済」の略称だと勘違いしてしまっている人が多いのではないでしょうか。しかし、実は日経平均株価の「日経」は「日本経済新聞社」の略なのです。つまり、日経平均株価は日本経済新聞社が独自で作った株価の指標であり、実は日本政府は何の関りもありません。

 

日経平均株価は、日本経済新聞社がアメリカにすでにあった株価指数であるNYダウの計算方法を参考にして、独自に作り上げた指標です。だから、日経平均株価の商標は日本経済新聞社にあります。

 

 

 

日本政府とは全く関係がない日経平均株価ですが、なぜか日本政府は経済指標として日経平均株価を重視することがあります。民間企業が作った指標を日本政府が重視したりするのはユニークかもしれません。

 

ちなみに、日経平均株価は225社の日本を代表する企業の株価の平均を表しているのですが、なぜ225社という中途半端な数なのかというと特に深い意味はないそうです。

 

ところで、東京証券取引所が独自に作ったTOPIXという株価の指標は、東証1部に上場している企業すべての株価を平均して作った株価であり、日経平均の225社よりも多くの会社の株価の平均を算出しています。日経とはまた違ったタイプの株価指標ですね。

 

化粧会社のDHCは「大学翻訳センター」の略称

あなたは、DHCと聞くとどのようなイメージを持つでしょうか? 多くの人はドラッグストアの化粧品やサプリのコーナーでよく見るブランドのイメージが強いと思います。TVコマーシャルを利用した宣伝も多く、「DHCは売り上げナンバーワン」などのCMは懐かしく思う人もいるかもしれません。

 

 

 

ところが、DHCはもともとは化粧やサプリとは縁もゆかりもない業種の会社のようでした。実は、大学の研究室向けの翻訳会社が始まりだったのです。翻訳会社としてスタートした同社は、その8年後化粧品事業にも参入し、「DHCオリーブバージンオイル」のヒットもあり、いつしか化粧品の大手企業の一角にまで成長していきました。

 

ちなみに、実は翻訳事業は現在でもやっており、専用のホームページもちゃんとあります。DHCによれば、翻訳事業でも業界ナンバーワンだそうです。質の高い翻訳を低価格で提供することを売りにしているようです。

 

ちなみに、化粧事業を始めた理由は、創業者である吉田さんが、スペインに訪れたときに、オリーブオイルは日本人の肌に合うと直感的に思い、事業化したのがきっかけとなったからです。

 

その後のDHCは、翻訳・化粧にとどまらず様々な事業へと多角化していきます。2001年には、ホテル事業を開始します。2002年には、食品事業を開始します。2003年には、モバイルショップと漁業を開始します。2005年には、医薬品事業を開始します。2008年には、遺伝子事業とヘリコプター事業も開始します。最近は、ビールも売り始めているようです。

 

とにかく、謎が多い企業ですが、売り上げは1000億円を超え、従業員は3000人を超える巨大な企業です。

 

今後のDHCの多角化に期待してみるといいかもしれませんね。

 

スティーブ・ジョブズはバチカンにいたずら電話をしたことがある

アップルはスティーブ・ジョブズ氏がスティーブ・ウォズニアック氏と創業した会社です。2人が初めて出会ったのは高校生の頃。ジョブズ氏とウォズニアック氏が最初に作ったのがブルーボックス。世界中のどこにでも電話をかけることができる装置でした。ただ、違法であり、危ないものだったそうです。ブルーボックスとはどんな装置だったのでしょうか。

 

1960年代の電話は「ピ、ポ、パ」のトーン信号を基に電話交換機を通し、それぞれの電話を繋ぐというシステムが実用化されていました。それをハッキングすることで電話料金をタダにしていた装置がブルーボックスです。このハッキング方法を見つけたのは当時のハーバード大学に在籍していた数名の学生達。彼らのことをフリークと呼び、その行為をフリーキングと呼んでいたのです。そして、1971年、ウォズニアック氏がとある雑誌でこの装置に関する記事を発見。内容も詳細な技術のことが書かれていました。すぐにジョブズ氏にも記事が知らされ、2人はリサーチを開始。当時としては最先端の「世界初のデジタル式ブルーボックス」が開発されたのでした。

 

 

 

そんな中、2人はとある国にいたずら電話をかけます。それはバチカン。2人はアメリカ国務長官を語って電話をします。「私はヘンリー・キッシンジャーだ。教皇と話したい」と。しかし、「まだ朝の5時40分だから後でかけ直してほしい」と言われます。そして、指定された時間にかけ直し、「ヘンリー・キッシンジャーだけど」と話しかけると、電話口の向こうの相手に「さっき、キッシンジャー氏と会って話したばかりですが」と言われて慌てたというエピソードもあるのです。「ブルーボックスがなければ、その後のAppleも存在しなかったでしょう」と語るほど、ジョブズ氏が自信を得た経験でもありました。

 

ペーパーバック版 スティーブ・ジョブズ 1

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