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SPIが難しい? この解き方を知ったら計算楽になるよ【就活対策】

就活といえば適性検査

今回は就活に関する役立つネタを書きます。さて、ネットやニュース等で上げられる就活の記事はエントリーシートや面接の話題ばかりです。しかし、あまり知られていないことですが、実は大学生はエントリシートを提出する際に、適性検査を受けなければいけません。

 

適性検査というと「性格検査?」と思ったあなた。正解です。適性検査には性格検査が含まれています。しかし、適性検査には性格検査と同時に学力検査もあります。この学力検査で企業が求めている基準に達しないとあなたは面接までにたどり着けないのです。

 

 

学力検査は地味に難しい

この学力検査が地味に難しいのです。東大・京大とかに合格できる学力があるならそこまで苦労しないと思いますが、日東駒専・MARCH・産近甲龍・関関同立あるいは地方の国公立大学の学生だと、問題がわからない人もいるのではないでしょうか。そしてもちろん大企業であればあるほど、求められる点数は高くなります。最低でも80%のスコアが必要と言われています。(総合商社などの難関だと90%とも言われています。)

 

もちろん、企業も馬鹿じゃないので、エントリーシートの質が良いのに学力検査が悪いという理由で落としたりはしないと思いますが、現実はエントリーシートも学力検査も良い結果を出す学生が多いということも事実なので、結局あなたはエントリーシートも学力検査もベストを尽くさないと大企業の面接までにたどり着けないのです。

 

SPIの簡単な解き方

そこで、今回はSPI・テストセンターの数学の問題の簡単な解法の仕方を紹介します。(ちなみに、SPIとはリクルートが作った適性検査です。)

と言っても、実は僕が考えた解法ではなく、ある本に書かれていた解法を紹介するだけです。

 

2019年度版 速攻! ! ワザあり SPI (NAGAOKA就職シリーズ)

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作者は山口卓という方です。開成中高、東京医科歯科大学卒業。予備校・学習塾での講師を経て、現在首都圏の大学を中心にSPI対策講座の講師として活躍しています。

 

このブログでは仕事算の解法を紹介します。

 

問題

ある仕事を甲1人ですると10日かかり、甲と乙2人ですると6日かかります。この仕事を乙1人ですると何日かかりますか。

 

通常の解き方

仕事量全体を1とする。

甲の1日あたりの仕事量は、1/10である。

甲と乙の1日あたりの仕事量は、1/6である。

 

よって、乙の1日あたりの仕事量は、1/6-1/10=(5-3)/30=1/15 と分かった。

 

仕事量全体は1なので、乙の全体の仕事量は1÷1/15=15 と分かり、乙は15日かかると分かった。

 

答え:15日

 

大抵の参考書に書かれている解法はこの方法です。僕も一時この方法で解いていました。しかし、この本にある解法は目からウロコでした。

 

仕事量全体を1として考えるのが一般的ですが、仕事をする人の「単位時間(1時間、1日など)あたりの仕事量」が分数になってしまい、イメージがわきにくくなります。ここでは各々の仕事時間の最小公倍数を全仕事量とする方法を考えてみましょう。

 

この本の解き方

仕事量全体を10と6の最小公倍数である30とする。

甲の1日あたりの仕事量は、30÷10=3 である。

甲と乙の1日あたりの仕事量は、30÷6=5 である。

 

よって、乙の1日あたりの仕事量は、5-3=2 と分かった。

 

仕事量全体は30なので、乙の全体の仕事量は、30÷2=15 と分かり、乙は15日かかると分かった。

 

答え:15日

 

どうでしょうか。かなりスッキリ解けたのではないでしょうか。これがこの本のすごいところです。ちなみに、最小公倍数が難しいと感じる方がいるかもしれませんが、そこまで気にしなくてもいいです。例えば、5と6の最小公倍数なら「5×6」をすれば「30」と分かりますし、8と2でも「8×2」をすればとりあえず「16」と倍数が出るのでなんとかなります。

 

難しい問題も多数あり!

この本は、お値段1000円の安い本で、しかもコンパクトで薄い本なのですが、掲載されている問題は意外とハイレベルで難しいです。

 

難しめの問題

水槽を満水にするのにP管では15分、Q管では12分かかります。また、満水になった水槽からポンプRを使って排水すると20分かかります。空になった水槽にP管とQ管で給水しつつ、ポンプRで同時に排水すると、何分で満水になるでしょうか。

 

どうでしょうか。先程紹介した解法を参考にしながら自分で解いてみてください。とにかく、こういったハイレベルな問題も載っているので、この本で練習したらかなり力がつきますよ。

 

もしも、あなたが山口卓さんの独特な計算法をもっと知りたい人なら、是非書店でチェックしてみてください。就活生が苦手な濃度の問題も鮮やかに解けちゃいますよ。

 

山口卓さんは他のSPI対策の本も書いているのでリンクを張っておきます。

 

2019年度版 ワザあり全力解説! ゼロからわかるSPI (NAGAOKA就職シリーズ)

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30秒で解ける!SPI攻略テクニック 2019年度 (高橋の就職シリーズ)

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