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韓国・中国人が海外で日本食店をやる”本当”の理由が判明

 

 

ああ!止まらない!日本食が変な方向に進化する

あなたは、外国で日本料理がどうなっているかご存知でしょうか? 上の写真を見てください。これは外国の日本食の一例です。日本人でこの食べ物を見たことある人はいないでしょう。僕も海外に住んだことがあるのですが、本当に意味不明な日本食があちこちのレストランにありました。

 

中には、日本人から見ても違和感のない料理も一応あります。特に刺身などは、やはり生魚を食べるだけなので、日本で食べようと外国で食べようと魚の質に大きな違いはなく、違和感がほぼゼロでした。

 

しかし、基本的にはヘンテコな料理店が多いです。「これ、どう見ても中華料理だよね?」という料理もちらほら。ひどいのだと、「中華料理+寿司」で和食店を名乗る店もありました。だから、日本料理と中華料理の違いが分からない外国人も少なくありません。

 

 

「wasabi」という名前の日本食店

 

しかも、高いんですよね。日本の3倍以上はするんじゃないかと思うんですよ。外国じゃ日本食は高級料理扱いされています。

 

この変な日本食が生まれる原因の一つは、やはり日本食を経営する人が中国人・韓国人の移民だと言うのは否定できない事実でしょう。韓国人経営の店だと、キムチを出す店さえあります。

 

では、なぜ中国人・韓国人は日本食店をあえて経営するのでしょうか。日本の文化を奪い、利益を享受したい野望があると、ネトウヨなら考えるでしょう。しかし、僕はそうは考えていません。もっと切実な理由があると思うのです。

 

 中国・韓国人の移民は「白人社会」の壁にぶつかる!?

 

 

僕が住んでいた外国はイギリスなので、分かりやすくするために、「イギリス」を例に話していきたいと思います。イギリスは移民大国です。毎年多くの移民がイギリスにやってきます。中国系もインド系も韓国系もいますし、もちろんアラブ系もアフリカ系もいます。さらに、白人系でもロシア人やフランス人などがどんどんやってきます。

 

そういった移民がいざイギリスにやってきたとき、彼らはまず自分の仕事を見つけなければいけません。しかし、特にアジア系はなかなか収入のある仕事を見つけるのは難しいです。もちろん、かなりの高学歴のエリートならすぐに見つかるでしょうが、特にそういったキャリアのない移民は、「仕事を探すこと」に苦戦します。

 

やはり、白人系社会ですから、白人のほうが何だかんだ有利なんですよ。例えば、中国系の人が、イギリスでイタリア料理店を始めても、移民系のイタリア人が経営するレストランにはなかなか勝てません。

別にアジア系がイギリスで差別されているわけではありません。日本人も、白人の握った寿司は何となく受け入れがたいところがあるでしょう? それと同じことです。肌の色の違いで、有利になるレストランが変わるわけです。

 

結局、白人社会で生き残るためには、やはり自国の料理である、中華料理や韓国料理で勝負をしなければいけません。しかし、韓国料理はイギリスでは高級料理としての認識はありませんし、中華料理も一応高級料理としてのブランドもあるものの、どちらかというと庶民料理の位置づけです。それに中華料理店はすでにイギリスでは飽和状態です。

 

このまま自国の料理で勝負をしても、安さが売りの店しか生き残れなくなります。ワタミみたいになっちゃうわけです。

できれば、高い値段で料理を注文されたいと誰もが思うことでしょう。そこで、目を付けたのは、そう「日本食」だったのです。

 

日本食では白人は有利になれない!?

日本食は高級料理という位置づけがなぜかあります。日本人はスターバックスやタリーズコーヒーをありがたがりますが、実はイギリスでの日本食のイメージは、スターバックスにも劣らないCOOLなものなのですよ。

イギリスでは、日本だと100円で買える食べ物に300円~500円出して、オシャレを楽しむのです。

 

 

 

だから、日本食店は結構高い利益を狙えます。ここに中国人・韓国人は注目したわけです。しかも、日本食店の最も「おいしい」ところは、白人も黒人もなかなか手を出せないところです。白人が握る寿司よりも、まだ韓国人が握る寿司のほうが美味しそうに見えてしまいます。

 

この黄色人種だからできるブルーオーシャンな領域で、彼らは数々の日本食店をイギリスで作ってきたわけです。

 

日本のインド料理店はトルコ人が経営!?

実は、この現象は日本でもあります。日本ではインド料理店がたくさんありますよね。あなたはインド料理店の経営者はインド人と思ってませんか? 実は、日本のインド料理店の経営者には、ネパール人やトルコ人もいます。なぜなのでしょうか? それは自国の料理をやるよりも、高級なイメージがあるインド料理店をやるほうが、高い利益を狙えるからです。

 

外国の日本食に文句を言いたい気持ちは分かりますが、日本人だって「本物のインド料理」は知らないわけです。

 

けど、やはり本物を知ってほしいな

僕は、中国人や韓国人があえて日本食に手を出す理由を書いていきましたが、やはり日本人としては、「本物の日本料理」を知ってほしいなと思っています。おそらくですが、これからは「本物の日本料理」を食べたい外国人も増えてくると思います。日本人はこの領域で、中韓人と差別化できるのではないでしょうか。

 

 

 

また、日本食のグルメ狙いで、日本にやってくる人もじわじわ増えてくるかもしれません。日本に来る外国人が増えるほど、本物を知る人が増えてくるでしょうね。

 

以上、なぜ中国・韓国人が海外で日本食店をやるのかを書きました。日本食はこれからも評価されてほしいと思います。