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【整形・学歴詐称】ショーンKの高度なトークスキル

あのおじさまが整形・学歴詐欺!?

ショーンKが、経歴詐称と言うニュースが話題となっています。彼の整形疑惑や学歴捏造に多くの方が関心を寄せていますね。この騒動はさらに注目されるかもしれません。しかし、このブログでは、あえてちょっと違った方向で、彼のことをまとめてみたいと思います。

 

 

 

ショーンKは、J-Waveというラジオ番組でパーソナリティー、コメンテーターを務めています。ラジオでは、なんと数百人の起業家・経営者と対談をしてまいした。

つまり、彼はラジオで多くの経営者たちとビジネスの話題を繰り広げたというわけです。ビジネスの経験がないにも関わらずです。これは驚くべき「スキル」です。

 

あなたは彼はどんなスキルを持っているのか、気になりませんか?

 

そこで、彼の名言集からビジネスにも役立つかもしれないトークスキルや話術をこのブログでは紹介していきたいと思います。

ジーンと来るショーンKの名言

 簡潔に話す

簡潔にわかりやすく話すコツは、「雑誌の表紙を意識する」こと。雑誌の表紙には大きくタイトルが書いてあり、その横に小さな見出しがついています。話をする際も、大きなタイトルをまず話し、次に小さな見出しを取り上げ、それでも時間が余ったらページをめくってディテールを話す。そういうイメージで話をするようにしています。

 

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つまり、最も自分が主張したいことは先に話しなさいということです。そして、その次に重要なことがあれば、時間がある限り話します。

 

確かに、当たり前のことを言っているのですが、これを雑誌の表紙で例えることで、イメージしやすくなり、実際話すときも実行できるかもしれませんね。詐欺師と言っても、数多くの経営者と対談できるスキルがありますので、彼は本当に雑誌をイメージするように会話をしているのでしょう。

 

発言者を知る

言葉を文字どおりに受け取る前に、「この人はどんな意味でこの言葉を使ったのだろう」と考えるクセをつけることが大切です。相手の表情や口調、日ごろの口ぐせ、よく語るポリシー、性格などを判断材料にして、想像を膨らませてみましょう。この力を磨き上げると、会議の席でも優秀なファシリテーターとなれるでしょう。紛糾していた場も、発言者の真意が明らかになれば活路が見つかることが多々あるからです。

 

 

 

これも当たり前ではありますが、重要ですよね。コミュニケーション力が高い人は、発言と発言者を結びつけて考える傾向があります。

逆に、コミュニケーション力が低い人は相手の言葉を文字通り受け入れますが、それだけなんですよね。発言者の言葉を理解はしているけど、発言者そのものには無関心な人なんです。

 

私自身も若いころは、「上手にプレゼンしたい!」など、発信することにのみ重点を置いていました。しかし年齢を重ねるにつれ、相手からの情報を受信して理解し、的確に答えることがよいコミュニケーションだ、とわかってきました。これはビジネスシーンにおいても重要な姿勢です。

 

話すときはロジックを並べ立てるのではなく、相手が聞きたいと思っている順番・構成で話すこと。反応を見て、そのつど調整する臨機応変さも持ちたいところです。

 

なるほど。

 

講演

講演を行なう際は、出席者全員に事前アンケートをとることにしています。聞きたい話、興味のあること、質問したいことなどを書いてもらうのです。それをみれば、何を語るべきかが明確にみえてきます。また、本番で使うパワーポイントにアンケートで出た質問を挿入し、答えながら話します。こうすれば、個々の出席者の関心事に細かく応えることができます。

 

 

 

彼は、ビジネス向けの講演にもよく呼ばれていました。その際に実行していたことです。事前にアンケートを取って、良い講演にするよう心掛けていたようです。これも大衆に講演をするのではなく、個人個人に焦点を当てようとしたからでしょう。

 

コンサルティングの世界では、「論理的理解と心理的理解」という考え方があります。「論理的には正しいが共感できない」と相手に思われたら、そのプレゼンは失敗。逆に、共感をもってもらえても論理が破綻していては話になりません。いずれも、一方的な発信によって起こりがちな現象です。納得を得るには、両面を満たすことが必要です。それには、相手の話を聞いてニーズを読むプロセスが欠かせません。まず、事前に相手の状況を研究し、自分に求められているのは何かを見極めること。綿密にヒアリングを行ない、情報を引き出すことも必要です。

 

長い名言ですが、簡単に言えば、ロジックだけじゃなく共感もされなきゃいけないと言っています。ここでも、事前にヒアリングを行う必要性を語っています。まず、相手を知ろうというわけです。

 

こちらの名言も相手を知る、共感を軸に置いたアドバイスです。

大人の話し方と子供の話し方の違いは、「ワンウェイとツーウェイ」の差だと思います。子供や若者は、自分の考えを一方的に伝えたがるもの。対して大人は、相手のいうことに耳を傾け、相手が求める答えを返す、といった双方向性を重視します。

 

ファシリテーターは単なる「一致」ではなく、「互換性」を目指すことが大切です。一人の意見に合わせるのではなく、全員が受け入れ可能な、新しい結論をつくることを目標としましょう。人の価値観はそれぞれ違います。ひとつに合わせるために誰かが折れるのは、よい話し合いとはいえません。対して、個々の思いや細かな差異を超え、本質的な部分の共通性を見つけられたら、それが互換性のある結論であり、実りある合意です。ファシリテーターは、その地点へ皆を導く「通訳」です。「あなたのいいたいことは、こういうことですか?」と、わかりやすい表現へと翻訳を行ないながら、共通項を抽出し、提示していくことが必要なのです。

 

とてもいいことを言っているのではないでしょうか。とにかく「人」が大事なのです。これはブレがありません。

 

しかし、残念ながら気になる名言もあります。

 

私たちは目標が明確で、その目標を達成できるという自信があるときは、少々の困難に直面しても乗り越えることができます。しかし、目標と自信を失い、他の人からも否定されれば、途端に精神的に弱い存在になります。たとえるなら、地図も羅針盤もなくした状態で、たった一人、森の中に放り出されてしまったようなものですからね。

 

本当に切羽詰まったときは、悩むことさえできなくなる。どうすれば危機的な状況を切り抜けることができるかを考えて行動するだけで精一杯になる。

 

果たして、これからショーンKは今の困難な状況を乗り越えることができるのでしょうか。。。僕には知る由もありません。

 

引用元

ショーンKの名言 厳選集