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「缶コーヒーは欧米にはない」など食べ物の雑学

 きんぴらごぼうの「きんぴら」は金太郎の息子だった

あなたは金太郎のストーリーを知っていますか?金太郎は足柄山の山奥で生まれ、幼いころから力持ちの子供でした。友達は同じ山で暮らす動物たち。彼らと毎日遊ぶおかげで金太郎の体は大きくなっていきました。大人になると母親から鉞(まさかり)を渡され、母親の手伝いで薪割をするようになりました。

 

鉞を手にするようになった金太郎は、ある日動物たちと栗拾いに出かけます。その途中、橋が無くなって困っている動物たちを見つけ、そばにあった木を鉞で切って橋を作ってあげました。

 

金太郎と動物たちもその橋を渡ると、そこには栗の木がたくさんあり、みんなが栗拾いをしていました。すると、突然大きなクマが現れ、みんなが怯えていました。しかし金太郎はクマに立ち向かいます。山で一番強いといわれていた金太郎は、大きなクマにも勝ってしまいました。降参したクマは金太郎と他の動物たちとも仲良くなりました。
後に、金太郎は足柄山で源頼光と出会い、金太郎の強さが認められ家来になりました。さらに、名前も坂田金時と改名し、頼光四天王の一人となったのです。

 

金太郎は息子を授かり、坂田金平と名付けました。「キントキまめ」の由来は金太郎が改名した坂田金時であり、「キンピラごぼう」の由来は坂田金平なのです。
息子の坂田金平は父親の金太郎のように強くたくましい人物だったようで、金平=「強い」「たくましい」という風潮になったようです。そして、ゴボウは強い歯ごたえと力がつく食べ物ということで「キンピラゴボウ」と呼ばれるようになったようです。

 

 

 

ちなみに、このキンピラゴボウですが、砂糖1.5:醤油1.5:みりん2(2人分、それぞれ大さじ)が黄金比です。また、ゴボウの皮には栄養分が豊富なので、むきすぎたりこすりすぎたりしないことがおいしく食べるポイントです!

 

 

韓国ではカレーを福神漬けではなくキムチと一緒に食べる

日本でカレーというと人気メニューのトップに入ってくるほど親しみのある料理です。家庭によって味や具材も異なり、お肉や野菜にこだわりがある人も多いのではないでしょうか。

 

そんなカレーですが、インドのカレーが日本のカレーと違うのはイメージが湧きますが、韓国のカレーも日本のものと違うのはご存知でしたか?日本のカレーは茶色く味の濃いものが多いですが、韓国のカレーは黄色く水っぽいものが多いのです。韓国のご年配の方には日本のカレーは濃過ぎて、食べられないという方もいるほどだとか。

 

韓国と日本のカレーの違い

皆さんはカレーはどのようにして食べますか?日本と韓国では、カレーの食べ方も異なってきます。ご飯にカレーをかけてスプーンですくって食べる日本人が多いのに対し、韓国人はとにかくカレーとご飯を混ぜます。かき氷やビビンバも混ぜて食べる韓国の習慣をみると、ごく普通のことなのかもしれません。

 

また韓国では具が大きく、たくさん入ったカレーが多くあり、野菜も固めです。日本のカレーのようにコトコトと煮込むこともありません。具が小さいとケチっているのではないかと思われたり、食べた気がしないというのが理由です。

 

そんな韓国のカレーの付け合わせは、キムチです。もともとはカレーがキムチの付け合わせという位置付けだったそうです。唐辛子が身近にある韓国人にとって、スパイシーなカレーよりも、単純な黄色いカレーと一緒に、辛いキムチをたくさん食べるというのが定番でした。

 

 

 

キムチの辛さがある為、スパイスを入れてカレーを辛くする必要がなかったのですね。日本のカレーの付け合わせは福神漬けが定番ですが、発酵された酸っぱいキムチを付け合わせに食べてみるのも面白そうです。

 

味の素 鍋キューブ ピリ辛キムチ 76g×3個

味の素 鍋キューブ ピリ辛キムチ 76g×3個

 

明治ブルガリアヨーグルトはブルガリア政府が公認している

ヨーグルトは日本でも大変人気な食べ物です。朝ごはんに食べる人もいれば、おやつとして子供にも人気ですし、健康志向の人にも好まれております。日本人はヨーグルトをヨーロッパ起源の食べ物と思いがちですが、意外にもヨーグルトの起源はヨーロッパ、アジア、中近東にわたってのいろいろな説を持っており、生まれたのは、おおむね7000年前とされているようです。

 

また、国によってはタンドリーチキンやケバブのソースとして、ヨーグルトを混ぜて製法してたりもします。

 

日本のスーパーには、たくさんのヨーグルトがありますが、あなたはどのヨーグルトを購入するでしょうか。おそらく、多くの人は明治のブルガリアヨーグルトを買っていると思います。明治のブルガリアヨーグルトは日本でのシェアは3割あり、1位の売り上げなのです。

 

そして、実はこのブルガリアヨーグルトは、なんとブルガリア政府が正式に認めているヨーグルトなのです。

 

 

 

1970年開催の大阪万博のブルガリア館で本格的なブルガリアのヨーグルトが披露されたときに、明治乳業の重役がそれを試食し魅了されたのです。そして、これを契機に本格的な商品づくりが始まりました。こだわりとしては、定期的にブルガリアから輸入された菌を利用していることです。

 

これはこの菌をブルガリア以外で生産すると特徴に変化が起きるためです。また乳酸菌株をブルガリアから外国に輸出するためにはブルガリア政府の正式な許可が欠かせなくなっており、その際の交渉最中に「ブルガリア」の国名をブランド名に利用する内容をブルガリア政府から正式に許可されたのです。

 

駐日ブルガリア大使も「単なるイメージやブランド名としての『ブルガリア』ではない」と断定したことがあります。

 

こうして、明治ブルガリアヨーグルトは生まれたのです。

 

 

本場イタリアでは「たらこスパ」みたいなパスタがある

たらこスパとは、和風パスタの代表格ともいえるスパゲッティですね。茹でてほぐしたスパゲッティにたらこと塩などで味付けを加えたものです。スパゲッティでは、たらこスパが一番好きという人も多いのではないでしょうか。

 

たらこスパの起源は1963年になります。生まれは東京渋谷です。スパゲッティを専門として扱う老舗である「壁の穴」の店長に、海外からのキャビアを使ったスパゲッティを作ってほしいという要望に応えて、できたのがはじまりです。高級食材を使ったスパゲッティなので大変おいしかったのですが、値段がどうしても高くなってしまうため、キャビアの代わりとしてたらこを使ったのが起源とされています。

 

このたらこスパは、日本人の味覚にマッチしていたので、知らぬ間に全国的なメニューになっていきました。

 

この魚介類の卵を使ったパスタは世界的にも珍しい部類に入るのは間違いないのですが、実は本場イタリアでも似たようなパスタがあります。それはからすみパスタです。あるいはボッタルガパスタとも呼ばれます。

 

 

 

味などは、たらこスパとは違いますが、見た目などはかなり似ているのではないでしょうか。実は、意外とヨーロッパでは魚介類の卵を食べるという文化があるわけです。

 

僕がイタリア旅行をしたときは、日本の天ぷらにかなり近い揚げ物がレストランで出てきたので驚いたことがありました。それは、フリットと呼ばれる料理でした。ただ、天ぷらは元々ヨーロッパの揚げ物料理を日本人がまねたのが始まりとされていますから、ヨーロッパに天ぷらみたいなのがあるのはむしろ当たり前のことでしたね。

 

遠い国同士の意外な共通点は面白いですね。

 

 

ファンタは第二次世界大戦のとき、ドイツでコーラの代用品として生まれた

あなたはコーラが好きですか? それともファンタでしょうか? どちらもアメリカに本社を持つコカ・コーラ社から発売されている人気の清涼飲料です。どちらも、炭酸が入っており、甘いのが大きな特徴ですよね。

 

そして、どちらもアメリカのブランドですが、ファンタに関しては、発祥はアメリカではなくドイツだということはあまり知られていないかもしれません。

 

 

ファンタは一体どうやってできたのでしょうか。第二次世界大戦のとき、ドイツのコカ・コーラ社が、コーラを作る際の原料を入手するのが困難になってしまい、コーラの代わりになる飲料を新しく発明することになったのです。その際、条件としては戦争中でも容易に入手できる原料である必要がありました。

 

このような厳しい条件の中、誕生したのが「ファンタ」です。この新しいドリンクの名前を決める際、誰もが「ファンタスティック」(素晴らしい)、「ファンタジヴォル」(想像力が豊富である)といった意見を出してきたため、それらの単語を少なくした「ファンタ」で決まったようです。

 

ただし、当時ドイツで作られたファンタは、味が現在のものと全く違っております。当時は、主に乳清とリンゴの果肉からできていたようです。現在のファンタの味を決めたのは、イタリアのコカ・コーラ社でした。

 

当時のイタリアでは、オレンジ味のソフトドリンクを製作したいと考えておりました。最終的にはそのドリンクは1959年にドイツで採用され、Fanta Klarという名称で市場に出ます。この商品は、後に時間がたってから改良を加えられ、1964年、ファンタとして販売されました。それが、私たちが現在慣れ親しんでいるファンタだったのです。

 

ファンタはヨーロッパの発明と言えるでしょうね。

 

 

缶コーヒーを飲むのは日本人くらいで欧米では飲まれない

日本人はコーヒーが好きな人が多いと思います。最近は、特にスターバックスなどのおしゃれなカフェの成功があり、さらにセブンイレブンなどのコンビニがコーヒーの機械を導入したのもあり、日本のコーヒー市場での競争はこれからも激しくなると予想できます。

 

その中で、日本に昔からなじみがあるのは、缶コーヒーですよね。特に男性はいまだに缶コーヒーを習慣的に飲む人はいるのではないでしょうか。日本では当たり前のように飲まれている缶コーヒーですが、実は欧米では缶コーヒーは全く飲まれていないのは知っていたでしょうか?

 

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缶コーヒーが日本で誕生した背景には、日本では自動販売機が普及したことと、日本で「アイスコーヒー」が売れていたのがあります。まず、自動販売機がこれだけ普及しているのは日本くらいです。そして、自動販売機で売れそうな商品の1つとして、缶コーヒーが作られたのです。また、当時アイスコーヒーはアメリカでは一般的ではなかったものの、夏が暑い日本ではアイスコーヒーはかなり普及し、自動販売機で気楽に冷たいコーヒーを買うという文化が定着したのです。

 

現在は、缶コーヒーは日本以外のアジアの国でも普及しているようですが、いまだに欧米ではヒットはしていません。それでも、ごく一部の商品だけは輸出はしているようですが。

 

ちなみに、日本ではコーヒーの市場はこれからも伸びるようですが、実は缶コーヒーの製造は他の飲料と比べると面倒なことが多いようです。コーヒー製造のラインにおいては、他の飲料よりも清掃しなければいけないのです。また、味を一定の水準に保つのも、他の飲料よりも難しいそうです。

 

このように、缶コーヒーは日本の特殊な市場が生んだものと言えるでしょう。

 

アメリカにはベーコン味の歯磨き粉が売っている

アメリカ人の食べ物といえば、肉を想像する方が多くいると思いますが、実は、アメリカ人のほとんどがベーコンが大好きなんです。実際に、朝食や昼食にも必ず食べられている食材なんです。

 

では、なぜアメリカ人はここまでベーコンが大好きなのかを探ってみたいと思います。

 

まずは、ベーコンの歴史を辿ってみると17世紀頃に、庶民の間で一般的に作られるようになりその後、1950年台頃から大きな豚肉の加工食品を作る工場が次々と建てられていき、豚肉加工食品が流通していきます。

 

実は、17世紀頃のアメリカでは、貧困層の方々が非常に多く、その貧困層の方々から愛された食べ物がベーコンとなります。要は、豚肉を腐らせないように塩漬けにしたところから始まりとなっています。ですので、ベーコンは昔からよく食べられていた食品でありアメリカ人は毎食欠かせないほどベーコンが大好きというわけです。

 

アメリカ人の方の中では、ベーコンがおふくろの味と言う方までいるそうですよ。また、ベーコンはダイエットにも非常に効果があることもアメリカ人は認識しているので、美味しさの中でダイエットもできるので非常にありがたい食品であることもここで言うことができますね。

 

そんなベーコン大好きなアメリカでは、とんでもない商品が誕生しました。その商品が、ベーコン味の歯磨き粉。

 

 

 

えッ??
まずそう・・・
これはやりすぎだろ?

 

絶対に使用したくないという方も非常に多いと思いますが、実はこのベーコン味の歯磨き粉は非常に人気で特にはみがき嫌いのお子様はこの歯磨き粉のおかげではみがきをするようになるそうですよ。他にもベーコンの味をマッチングさせた沢山の商品が出ているのでアメリカに行った際には是非おみあげにするのも良いと思いますよ。

 

 

 

辛味という味はなく舌が痛みを感じているだけ

突然ですが、皆さん辛い料理は好きですか?

 

最近テレビを見ていると激辛料理を汗だくだくになりながらも最後まで食べれるのかっていうテーマで番組を構成されているのを良く見ます。もちろん、すごく興味深く見入ってしまうのですが、かといってやはり辛い物が好きか嫌いかは人それぞれだと思います。

 

辛い物が苦手な方は、辛さと同時に来る舌の痛みが嫌いなのではないでしょうか?今回は、この辛味に関して詳しく見ていきたいと思います。

 

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辛味を感じるのは実際に味覚だと感じている人が多くいると思うのですが、実際には味覚での刺激ではないようなんです。

 

えっ? 辛さも味覚でしょうって思う方が大半だと思うのですが、実は、辛唐辛子などに含まれるカプサイシンという辛み成分が、舌や口の中の感覚神経を刺激していて、それが辛さだと感じているのです。

 

また、体内の中にカプサイシンという成分が吸収されることによって、アドレナリンが分泌することで活発になる為、汗を促し、気管支を強く刺激することで気管支の収縮が起き、息切れや咳などに繋がっているようなのです。

 

ですので、辛い物が好きな方は、味覚を楽しんでいるのではなく、このカプサイシンによって体を刺激される事が好きということになりますね。もちろん、アドレナリンもすごく分泌する訳ですから、激辛にはまる方は、この刺激を楽しんでいるということになります。

 

辛味が好きな方は究極まで辛さを極めようとするのですが、あまりにも辛い物を食べ過ぎると体には黄信号でもありますので、あまり我慢してまで究極を求めるのは刺激が強すぎて非常に危険でもあります。

 

皆さん、辛味を楽しむには、自分の体に合わせてじっくりと向き合ってくださいね。